孫の親・・・
孫の親について一言、母親が私の二女、親爺は勿論赤の他人。
余り身内の事はあからさまに、公
表したくはないし、これを読んでいたら好い気はしないだろう。
娘の事はさて置き、むこどの婿殿について一言。
孫が生まれ暫らくは同居することになったのだが、私はあまり気乗りしなかったが、黙認することにした。
以前、挙式の前、初対面の時、彼の両親の前で、何なら養子に行ってもとの事、私が悦ぶとでも思ったのか、それとも冗談の積りだったのか?
私は即座に、冗談でしょうと丁寧にお断りしました。
図々しいにもほどがある。腹の中で嘲笑った。
案の定、同居してひと月もしないうちに、夫婦喧嘩が頻繁に、彼らの部屋は私たちの隣ゆえ、其れで無くても、話し声は聞こうとしなくても聞こえた。
知ってか知らずか、絶えることなかった。
ときには、孫の泣き声が、耐えきれず、出ていくことを提案した。
孫と離れるのは、耐えないが、仕方なかった。
結局、同居はひと月余りで終わりました。
間もなくして、近くのアパートに越していった。