嫌われじいさんと捨て猫チビ

猫嫌いのじいさんが飼い猫と戯れる日常と読んできた本の感想たまに。

為せば成る?・・・

群馬藤岡で一週間ばかり社長の仕事の様子を見ながら、手伝いの真似事で過ごしているうち、ある程度ノウハウが判って来ました。

社長が自宅近くのアパートらしき部屋を借りてくれました。それ以前私の従兄弟が、もう一人群馬へ送り込んで来ました。これがまた如何にもならない男でした。

六畳一間に三人の男が同居、しかも群馬の田舎のアパート?とても私には耐えられるものではありませんでした。特に共同便所の匂いには我慢の限度を超えていました。

其れはさて置いて、新しく来た男は箸にも棒にもなんともどうしようもない、お坊ちゃま候でした。

まあ彼のこともほっといて、社長の仕事っぷりを見様見真似で付いていくと、何とか暖炉の基礎だけは朧に分かるようになって来ました。

私にそれなりの素質があったのか、それとももともと暖炉造りに才能があったのか?図面が読めるのには自分でも驚きました。

しかも見様見真似で図面が書けるのには、驚きもののき。