嫌われじいさんと捨て猫チビ

猫嫌いのじいさんが飼い猫と戯れる日常と読んできた本の感想たまに。

嫌われじいさんの事・・・

僕がMに拾われこの家に来てすでに半年が過ぎました。

可成りの事情が判りました。僕の素性は相変わらず判りませんでしたが、もうそんなことはどうでもいい話です、今更母や兄弟が判ったところで、帰る訳でもないし、出来る事なら生涯この家で温和なまま過ごしたいと思う此の頃です。

嫌われじいさんも僕にはとても優しいのです。どうしてそんなあだ名がついたのか、其の内判ると思います。