嫌われじいさんと捨て猫チビ

猫嫌いのじいさんが飼い猫と戯れる日常と読んできた本の感想たまに。

爺さん登場・・・

無我夢中にミルクをむさぶっている僕の鼻先に靴下の匂いが、その上からの視線が僕を射抜くように、見下ろしている視線が、痛いくらい感じました。

その人こそこの家の主である娘のじいさんらしい。

それから、もう一人の優しい柔らかな視線も感じました。話の内容からして臭いにおいの靴下の、男の人の奥さんすなわち私を連れて来た娘の祖母らしい。

娘の母親はまだ仕事から帰っていないらしい。それから少し離れたところから、なんか僕の匂いに似た生物の匂いが漂っていました。