嫌われじいさんと捨て猫チビ

猫嫌いのじいさんが飼い猫と戯れる日常と読んできた本の感想たまに。

書物について ドン・キホーテ (ラ マンチャの男)

またまた記憶が途切れ途切れに、思い出したことが前後したり、忘れていたことを思い出したり、歳は取りたくないものだが致仕方ない。

前の章で言い忘れていたことを思い出した。

筑摩書房の全集は、ダイジェスト版でなく、 挿絵が入った幼稚なものでなく、それなりの翻訳者が訳した、分厚く、重量のあるれっきとした完全版でした。

流石に中学生には荷が重いと思いきや、好きだからこそ「風と共に去りぬ」なんかは一気に読破したいと思います。

先に述べた「大地」なんかも同じく。

流石にゲーテなんかは難解でたしか途中で投げ出したと思います。

一番記憶に鮮明に覚えているのは、ある田舎町でバーテンダーの見習をしていた頃、小さな本屋さん、その町では唯一の本屋でどうしても読みたかったセルバンテス?だったとおもう、何か長ったらしい題名、どうしても思い出せない簡単に訳せば誰もが知っているドン・キホーテを探したが、在る筈が無いことは初めからわかっていた。

そこで注文したが、店主は怪訝な顔で何度も聞きなおしてきました。

こんな田舎でそんなややっこしい注文する奴なんて要る筈もないと、そんな顔していたことは今でも覚えています。

其れから一月ほどして入荷したとのこと、ひと月も何処をほっつき歩いていたのかんどうしたこと

其れから何年かして、何処かの都会で松本幸四郎だったと思いますが、今の芸名はおもいだせません。彼が演じるミュージカル「ラマンチャの男」を鑑賞感動したことを思い出しました。機会が合えば一度ご観賞あれ。

確か、それから何年もたって、再演を見る機会があった筈、忘れた?

再び再演するかは彼も歳が歳だけに、保証はできません、かなり労力のいる演目だけに

彼の息子が・・・いや彼には無理かな?