甲板を頂いて・・・
名古屋へ帰る時、もうすぐ出来上がる我が家の暖炉のため、メインになる甲板を進呈するとの事、山と積まれた甲板の中から、好きなのを選んでくださいとのお言葉、でも、甲板は何年も寝かして、乾燥させた貴重な製品、値も張る代物、簡単に甲板についてて説明いしておきます。
あまり本物の暖炉を見たことのある人は少ないと思います。大抵映画やテレビ雑誌などで見ることのほうが、多いいと思います。偶に、新聞でアメリカの大統領が外国の豪い様と、暖炉の前で、会談する写真が一面に載っている時があります。焚口の上に長い板が、その板が甲板です。それは堅木大抵は樫の木だと思います。大体厚みのある物が使われています。
普通厚みは20センチ以上のものが使われています。その厚みで暖炉自体の値打ちが決まる程、メインの代物です。
偶には鉄道の枕木を工面する人もいれば、外国では真新しい板を、散弾銃で傷つけるとの話もありました。日本ではありえない話ですが?
それほどコダワル人もいます。
ですから私はなるべく、値の張らなさそうな品を探しました。
それでもなるべくそれらしいものを探しました。
板の底に大きな亀裂のある、それでいて正面から見てあまり目立たなさそうなものを、頂くことにしました。
そうです、長さ三メートル、厚み二十センチほどの楢の木を選んで名古屋まで運びました。