嫌われじいさんと捨て猫チビ

猫嫌いのじいさんが飼い猫と戯れる日常と読んできた本の感想たまに。

慣れ・・・

如何にか功にかこの家の空気にも慣れてきた僕、大体の家の構造も分かって来ました。

と言っても僕が自由に行き来できる範囲は、三階だけ、三階はMの祖母の部屋とMとその母親のへや、Mの母親は世間でゆうバツイチ、あまり聞こえのいい言葉ではありませんが、仕方ないですね?

二階に、爺さんの部屋と、ダイニング、風呂、トイレなどがありますが、僕にはまだ自由に行き来するだけの自由は与えられていませんでした。

トラは自由気ままにどこでも、誰にも文句言われることなく往来していました。