嫌われじいさんと捨て猫チビ

猫嫌いのじいさんが飼い猫と戯れる日常と読んできた本の感想たまに。

色覚検査について

またまた、テレビの赤毛のアンに続いて今日は、これまた嘘のような本当のような話で本人がこれまたビックリ驚いているところです。

今朝の新聞、まさか、2,3日前に私のメモ帳に覚書しておいた、色盲色弱の文字についての記事が、新聞特報として記載されてついたのです。

嘘でしょ?二日続けて偶然が続くなんて、皆さん、信じてください、と言っても信じられないでしょう?でもホントのことです。噓ついても何の得にもなりません。

当の私本人が色弱その者ですから、いずれブログに載せようとしてメモしていたのですから間違いありません。

私の場合、いえ、私の時代、小学就学時必ず検査が当り前の事として義務付けられていたのです。その検査が私にとっては苦痛でしかなかった。

今日の新聞で色々知ることがありました。

色覚検査が正式名称だって初めて知りました。私達の頃は色盲(しきもう)検査と言っていました。今なら差別用語そのもの、不適用語として新聞でも絶対使われないでしょう。

小学校での検査風景。

体重検査、身長検査、座高検査、それから何だっか忘れました。最後に今でいゅう色覚検査、確か身体検査の最後だったと思います。

分厚い何かの見本帖みたいな物に、丸い図形の中に細かい点模様がぎっしり、それも色違いの点。眼が回りそう・・・それが何枚も、一列に並んだ生徒が次々に数字を答えながら進んで行く。

私のところで、一旦停車、後ろが詰まる。

前に座った先生が、怪訝そうに私を見上げる。

点の中に数字が隠れているらしいのだが、私にはわからない。だから身体検査が大嫌いだった。

いま、思い出したのだが、車の免許証を取得するときも確かその検査をしたとおもいます。かなり昔の事、私の場合昭和40年、今免許証で確認。どうでもいいけど優良。

小学時に戻って、わたしに色弱を思い知らされたのは、美術の時間でした。

郊外に写生で描いた秋の山を検品した先生でした。山の木々の色がおかしいとのこと、クラス全員の前で作品を晒して指摘され、それ以来それまでは、絵を描くのが好きだったのが、てき面に嫌いになって以来絵は描いても色は塗らなきいたいことにしています。

後になって知ったこと、私の場合、緑と赤とか、複雑に混じっているときらしい。

根拠は未だにわかっていません。

序に新聞にも日本人の女性で五百人に一人、男で二十人に一人の割合とのこと、その男の中の一人が私。

そうそう、五百人の中の一人を知っていました。今はもうこの世にはいませんが、その本人から聞いた話。彼女は本当に色がわからないとのこと、つまり分かりやすく例えれば、天然色映画が白黒映画なるらしい。嘘か本当かは今になっては証明できない。

天然色映画は今時死語・・・古い人間を晒した訳か・・・

さて、次はどんな偶然に出くわすことやら?