嫌われじいさんと捨て猫チビ

猫嫌いのじいさんが飼い猫と戯れる日常と読んできた本の感想たまに。

先輩のおかげ・・・

 

中央市場の嫌われ者、厄介者、と、どうにもならない野良猫として有名だったらしいのです。

その市場の中でも特に嫌われていたのは、生鮮生もののさしみなどを扱う刺身寿司屋だったそうです。

兎に角刺身を所かまわず食べ散らかしてしまうらしいのです。

ある時、すし職人の弟子が苦労の末、彼を捕まえ親方の前に連れ出し膝ま付かせたらしい。差て其れから如何にするべきか、市場中の職人が、彼の始末について頭を悩ませていたという話。

保健所に連れていくべきか?それともと遠くへ連れて行って、放すべきか、それともこの場で・・・それは冗談として、頭を突き合わせ・・・