三人で落花生をつまみにビールを飲みながら、夜が明けるまで話し込みました。
まずこの暖炉を作った業者の話から、そもそも私たちが集まったのは、その暖炉屋に教えを乞う事が目的でした。
従兄弟の話では、その暖炉屋は兎に角ユニークな人物らしい、しかも彼一人で全て制作したらしい。
工場は群馬県藤岡、住まいも同所それでも東京暖炉の看板、後にその名称のいわれお訊いて納得、群馬暖炉では田舎っぽくダサいので、都会らしい東京を名乗ったとか、名刺には私書箱に住所だけの事務所。
その日は電車を乗り継いで、群馬へ行くことに。